つきうさぎ

うさぎ うさぎ なにみてはねる

最近読んだ本

最近読んで面白かった本を数冊、紹介。

藤沢周平の「花のあと」は、いわゆる「名作短編」なんでしょうか。

時代物小説は、20代になってから、ようやっと興味を持って読み始めたから、
あまり評判や著者には拘らず。
文章そのものが「清い」と感じたし、
「こういうことってあるんだろうなぁ」と思う。
人と人との、血の通った繋がりがとても愛しいと思った。
映画化もされたんだね。
機会があれば映画も見たい。

中勘介の「銀の匙」は、懐かしい匂いがした。
何だろう。
忘れてはいけない感情みたいなものを、思い出した。
後半の伯母さんとの再会の部分は、
ほんの少し鼻の奥がつんとするような心持ちになった。

外山滋比古の「思考の整理学」は、とても読み易くて、
勉強になった。
去年辺りに話題になっていたのは覚えていて、
今更だけれど読んだ。
あまりにも仕事が忙しい時期に、
本当に目先の事しか考えられずどこかこんがらがった頭で、
ひたすら業務をこなしていて、これでは駄目だと思って、
藁にも縋る思いで買ったけれど、正解。
文章が簡明で、当たり前と言えば当たり前の事が書いてあるのに、
気付きが沢山あった。

辰野隆の「フランス革命夜話」は、まあ、予習。
ロベスピエールについては勿論、
サンソンの話も書いてあったり、
ボーマルシェの話も書いてあったり、
とても興味深く読めた。
あの子の演じる人物についても少し触れていて、嬉しかったな。
実はそんなにこの時代、好きではないんだけれど、
楽しめた1冊。

今は京極夏彦の「数えずの井戸」を読んでいる。
その内また簡単な感想でも。

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