つきうさぎ

うさぎ うさぎ なにみてはねる

知りたいのは

お題「これって私だけ?」

 

べつに「私だけ」とは思わないけれども。

贔屓が出ている公演のレポ、感想は積極的には見たくないタイプだったりする。

「私だけ」とは思わないけれど、身近にそういう人もいないので。

 

仕事柄残業も多く、基本的に休みも週1で日曜だけの会社で働いているので、

まとまった休みは取れない。なので、まず遠征がほぼ出来ない。

いや日帰り弾丸遠征もしようと思えば出来るけれど、

仕事がある日は毎日朝4時起きで、定時で帰れることはまず期待出来ない業務量を考えれば、

日曜にそんな弾丸遠征なんてした週明けは、グロッキーになるに決まっている。

趣味のせいで仕事が疎かになるなんて、本末転倒なことは嫌いだ。

なので、まあ、遠征は大概はしない。

よって、神奈川在住の私は、自ずと東京公演に通うことになる。

東京宝塚劇場は、近くもないけれど決して遠くないので、

アクセス的にそこまで悪い場所には住んでいない、と思っている。

ただし、やはり仕事が優先なので、東京公演も言う程は通えない。

結果として、私は恐らく公演中、観られない日の方が多い。

それでも私は極力、感想やレポは見たくない。

公式からの供給で、観る日まで凌ぎたい。

何故だろう。

多分、「誰かの価値観や好みのフィルターを通して見た贔屓」の姿を求めていないからかな、と最近思ってはいる。

何だか、面倒くさいし、分かりにくい。でも言葉にするとしたら、そう。

 

ある公演で私の贔屓は「勿体無い使われ方」と度々言われていた。

実際に観てみたところ、確かに異常に台詞が少なかった。

「勿体無い使われ方」と言われるのは、

「もっと出来るんだから」という評価があるからこそだと思うので、

そういう意味では、有り難い感想だったのかもしれない。

でも、私は「勿体無い使われ方」とは思わなかった。これっぽっちも。

何ならその公演はもっと「勿体無い使われ方」だと思う人が沢山いたし、

そもそも、こんな言い方をするのもアレな気もするけれども、

それなりの路線さんや明確な番手付きさん、専科さん以外は、

男役さんにしても娘役さんにしても、

演出家の先生によって、役付き・使われ方なんて変わっていくものだと思っているから、

その演出家の先生の中での私の贔屓は、

今のところはこういうポジションなんだろうな、と納得してしまっていた。

 

いつだって腑に落ちるのは、実際に観て、聴いて、感じた贔屓の姿だけだ。

贔屓が褒められれば嬉しいけれど、

でも、その褒め言葉にぴんと来ないことだってある。

大体同じシーンを観たって、得た印象は人によって大分違うことがあるのだから、

至極、当たり前のことだ。

当たり前だけれど、やっぱり私は私以外の人間を通ってろ過された贔屓について、知りたいわけじゃない。

結局、贔屓の組の公演が始まると、情報をシャットアウトしがちになってしまう。

スカステ、歌劇、グラフそんな公式から与えられる情報以外は、

あまり拾おうと思わなくなってしまう。

・・・こんなに極端なのは私だけかな・・・?

 

で、10日から贔屓のいる組の公演が大劇場で始まった。

何はともあれ、

のぞ様(望海風斗さん)、きいちゃん(真彩希帆さん)、

本当にトップ就任おめでとうございます。

とても嬉しい。

私の一生の憧れであろう大切な前贔屓がトップを務めた組で、

大好きな現贔屓がいる組で、

花組時代から好きな2人が、トップコンビとして大きな羽根を背負っているのが嬉しい。

 

東京で新トップコンビが、贔屓が舞台に立つ姿を観られること、

本当に楽しみにしているよ。

 

 

 

 

 

広告を非表示にする

私と

そんなに枚数を持っている訳では無い。

何ならアルバム1枚しか持っていない。

しかも初期の。

でも鬼束ちひろがとても好きだ。その1枚しか持っていないアルバムを、やたらと聴いている。

 

the ultimate collection

the ultimate collection

 

 

 これだ。もう5年も前のアルバムなんだ。

特に好きな曲は「私とワルツを」。

何故こんなに好きなんだろう、と思うくらい好きだ。初めて聴いた時、

 

失う時が いつか来る事も

知っているの 貴方は悲しい程

それでもなぜ生きようとするの

何も信じられないくせに

そんな寂しい期待で

この部分で思わず「ああ・・・。」と声が漏れた。

「なぜ生きようとするの」なんて。

酷で美しい歌詞だな、と感じた。

彼女の歌詞が好きなんだと思う。理屈ではない。

と言うか、「好き」という感情はそもそも理屈で片が付かない筆頭だと思っている。

ともかく、私はこの曲を聴いた時、歌詞をきちんと読んだ時に、どれくらい心と命を削って、傷つきながら書いているんだろう、とさえ思った。

更に彼女は歌う。

 

 悲鳴を上げて 名前を読んで

一度だけでも それが最後でも

誰にも傷が付かないようにと

ひとりでなんて踊らないで

そして私とワルツを

 

どうか私とワルツを

 生きようとする理由を問いながら、彼女は一人で踊るなら、

自分とワルツを、と言う。

何だか涙が出てしまうよ。

私は歌詞の深読みをするつもりも無いし、音楽にも本にも舞台にも「共感」を求めるタイプでは無いからあまり感情移入をすることも無い。

でもどこか心の琴線に触れてくるんだろうな。聴きながら泣いた曲は少ないけれど、それはそんな1曲。

 

音楽の話でも、と思ったので。

 

 

 

広告を非表示にする

拝啓ご贔屓様

 

若手俳優さんのファンの方のブログを拝見することがある。

 

彼女たち同様、舞台に立つ人間を応援しているから、共感できることも結構多い。

勿論、全然相容れない価値観も相応にあるけれど。

そんな若手俳優のファンの方達の間で、一時、

「手紙の書き方」というテーマの記事をちらほら見かけた。

どんなレターセットを使っているか、から、簡単な内容、枚数・・・etc.

読んでいて楽しかった。

 

から、ちょっと私も手紙について書いてみる。f:id:moon_rabbitusg:20171104173519j:plain

写真は今回の公演で使おうかと思っているレターセット。

手前のミニレターセットは入り待ち用に使おうかと思っている。

5種類の内、書こうと思ったその日の気分で何を使うか最終的に決める予定。

色合いが青っぽいのは、贔屓のイメージもあるけれど、

単純に私が紺や青が好きだから。

自分が気に入ったレターセットじゃないと、お手紙は書けない。

で、お手紙の文面としては、

頭は「芸名+様」から初めて、大概、書き出しは「(今回の公演名)の〇月〇日の昼公演or夜公演を拝見しました。」という感じ。

どの辺りの席で観たか、みたいなことは書かない。

あ、でも近い席で観られて、近いからこそ気付けたことや、

近いからこそときめいたことがあった時は、正直に「近くで観られて」という趣旨のことを簡単に書く。

当たり前だけれども、全文敬語。実際、私より年上ですし。

そして、私は恐らく人と比べても実際に手紙を書いて投函するまでが、とても長い。

以下、私の書いてから投函までの過程なわけだけれど。

①メモ帳アプリで下書きをする(4日前後かかる)

②下書きが完成したら簡易文章校正サイトでチェック

③赤が入ってかつ自分でも気になる箇所は修正

④少し寝かせる(下書きは書きたい時に手軽に書ける分気持ち悪いテンションになっている時もあるから)

⑤下書きを読み返して自分の中でOKが出せたらレターセットに書き起こす(電子辞書必須)

⑥また少し寝かせる

⑦最後に誤字脱字送り仮名チェックをして問題無ければ投函

わお。7つもの過程を経て、やっとこさ投函。

ちなみにお手紙の枚数は3枚~3枚弱になることが多い。小公演だと、2枚半程度。

4枚になりそうだったら、書き直します。

内容は本当にシンプルに感想。当たり障りない、と言っても過言ではないようなことを。ショーよりも芝居の内容が多めになる。

基本は褒める。と言うか、舞台ついては素人なので、

あーだこーだ批評めいたことを書いても説得力に欠けるから、

結局良かったことを書くことになる。

それに、何気なく書いたことで相手を傷付けたり、

不愉快な思いにさせることは本意ではないので。

ただ、正直に素直に書く、ということとマイナスに感じたことを敢えて書かない、ということは常に留意してはいる。

 

ちなみに1公演につき投函するお手紙、要は本当に腰を据えて、しっかりした感想を書くお手紙は1通だけ。

これはもう退団した前贔屓に対しても変わらなかった。上記した通り、遅筆の極みなので。

逆に1通だけだからこそ、色々考えてしまう分、遅筆になるのかもしれないけれど。

入り待ち出待ちの為のお手紙はやはり簡単になってしまうし、

お茶会の時にお渡しするお手紙もそこまでボリュームのあるものじゃないから、

その1通がやたらと重い・・・笑

 

ざっと書くと、こんな感じ。

お手紙は手作りをする方もいらっしゃって、ただただ凄いと思う。

あまり器用ではないので、どうしても既製品に頼ってしまうからね、私。

 

お手紙を読んで、

応援してるよ、って気持ちが少しでも伝われば良いな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広告を非表示にする

はいからさんが

と・お・る♪

 

そう、この前、観てきた。

はいからさんが通る」。

 

現在の贔屓は雪組にいるけれど、恐らく私は組としては断トツで花が好きかもしれない。

多分、大浦みずきさんのファンだった母の影響で、

散々花組の映像を見てきたし初観劇も花組で、

何だかんだ観劇数が一番多いのも花組だったからだと思う。

好き嫌いははっきり別れるかもしれないけれど、私はあの「自分は花組生だ」というプライドを感じる、

娘役さんの美しい裾さばき、品の良い微笑みが好きだし、

男役さんの端正な黒燕尾の背中も、ダンディなスーツとハットの着こなしが最高だと思っている。

 

まあ、そんな訳で、はいからさんも観た。

随分と話題になっていて、チケットも取り難い公演を、

1度でも観られて、本当に有り難かった。

そして観て良かった。

話としては、別に大したことはない、と言えば大したことはない。

戦争の影こそあったけれど、地雷も酷い人種差別も出てこない。

ただ、とても可愛らしい人達が明るく生きている作品だ。

舞台化、ということもあってぎゅっと色々な話を詰め込んで仕上げたんだと思う。

それでもとっちらかっていなくて、良かった。

主演のレイちゃん(柚香光さん)は、相変わらずの美貌だった。

お化粧が少しいつもと違っていて、美しかった。何より、お歌が良かった。

何と言うか・・・「歌は苦手なんだな。」と昔から感じることが多かった人だ。

でも、本当に歌が良かった。ちゃんと感情が乗っていて、とても表現力が高くなっていた。

お芝居も良かった。自然で、それでいて「理想の伊集院忍」だった。

ヒロインの華優希ちゃんは、お化粧は今一歩。

でも、抜群の可愛らしさ、嫌味にならないお転婆さが好ましかった。

もうただ裾から走ってくるだけで立派に紅緒ちゃん。

「ヒロイン力」が高い娘役さんなんだと思う。

で、今回、しろきみちゃん(城妃美伶さん)が素晴らしかった。

清楚なのに大輪の薔薇のようで、きらきらしていて。

彼女もやっぱり嫌味にならない令嬢感が最高に素敵だった。凛とした美しい環様だった。

 

今回は個人的に、娘役さんの層の厚さが印象的だった公演。

べー様(桜咲彩花さん)やかがりりちゃん(華雅りりかさん)、

くみちゃん(芽吹幸奈さん)やまりかさん(鞠花ゆめさん)・・・そんな中堅~上級生、果ては女学生役で出ていた子達まで、丁寧なお芝居が光っていた。

 

もちろん噂のちな様(鳳月杏さん)、みなみちゃん(水美舞斗さん)、ほのかちゃん(聖乃あすかさん)もしっかり観てきた。

そうだ、ほのかちゃんのノーブルな美しさは特筆すべきだと思う。

びっくりする程、綺麗だった。

美しいと言っても、レイちゃんのビスクドールめいた端麗さと比べると、

柔らかでもっともっとあっさりしていて、でも華やかな美しさ。

ほのかちゃんの蘭丸というお役は、うっかりするとなよなよし過ぎてしまう。

でも、彼女はいい塩梅で演じていて、

確かに弱虫だけれど、一生懸命で一途で、芯は確りして見えた。

彼女のお芝居、もっと観てみたい。これから色々な役をやって欲しい。

 

細かく触れようと思えば、るなちゃん(冴月瑠那さん)やたそちゃん(天真みちるさん)、しい様(和海しょうさん)、あれんくん(亜蓮冬馬さん)、みねかくん(峰果とわさん)、まさちゃん(矢吹世奈さん)等々、

沢山、感想を書きたい人はいるけれど、長くなりそうだし、

最終的には「皆良かった!」となってしまうから、この辺で。

 

花組、好きだ。

 

 

広告を非表示にする

最近読んだ本

最近読んで面白かった本を数冊、紹介。

藤沢周平の「花のあと」は、いわゆる「名作短編」なんでしょうか。

時代物小説は、20代になってから、ようやっと興味を持って読み始めたから、
あまり評判や著者には拘らず。
文章そのものが「清い」と感じたし、
「こういうことってあるんだろうなぁ」と思う。
人と人との、血の通った繋がりがとても愛しいと思った。
映画化もされたんだね。
機会があれば映画も見たい。

中勘介の「銀の匙」は、懐かしい匂いがした。
何だろう。
忘れてはいけない感情みたいなものを、思い出した。
後半の伯母さんとの再会の部分は、
ほんの少し鼻の奥がつんとするような心持ちになった。

外山滋比古の「思考の整理学」は、とても読み易くて、
勉強になった。
去年辺りに話題になっていたのは覚えていて、
今更だけれど読んだ。
あまりにも仕事が忙しい時期に、
本当に目先の事しか考えられずどこかこんがらがった頭で、
ひたすら業務をこなしていて、これでは駄目だと思って、
藁にも縋る思いで買ったけれど、正解。
文章が簡明で、当たり前と言えば当たり前の事が書いてあるのに、
気付きが沢山あった。

辰野隆の「フランス革命夜話」は、まあ、予習。
ロベスピエールについては勿論、
サンソンの話も書いてあったり、
ボーマルシェの話も書いてあったり、
とても興味深く読めた。
あの子の演じる人物についても少し触れていて、嬉しかったな。
実はそんなにこの時代、好きではないんだけれど、
楽しめた1冊。

今は京極夏彦の「数えずの井戸」を読んでいる。
その内また簡単な感想でも。

広告を非表示にする

かわいいひと

今週のお題「私の癒やし」
→もう「先週のお題」になってしまったけれども。

「癒し」について。

イコール趣味だな、やはり。
ちなみに趣味って宝塚観劇。
約13年、受験や就活その他諸々で疎遠になったこともあれど、何だかんだ好きでいる宝塚。
口に出したって仕方無いけれど、人事にがっかりすることも、ろくでもない作品に辟易することも沢山あった。
それでも好きな宝塚。

何故か?
宝塚を好きでいることは「辛くない」から。
好きでいることが、多少負担になることもあったけれど、辛くならなかったから。
辛くなったらもう趣味じゃない、と思う。
辛くなってしまったから、結果何となく冷めたのがV系
大好きで、大好きで、ライブやらサイン会やら、握手会やらにも行ったバンドもあったのに、
すごーくしんどくなって、気付いたら、熱は冷めていた。
しんどくなったきっかけも明確には分からないけれど、
色々な事の積み重ねだったんだろうな、とは思う。
結局、ここまで継続して好きでいられたのは、
宝塚だけだし、心の支えで癒しなのも宝塚。

ファンクラブにたった1年弱だけれど入っていて、
その1年弱、入待ち出待ちを細々して、
お茶会にも参加した退団済みの彼女についての思い出は、
今でもきらきらしていて、暖かくて、幸せ色。
何なら退団から3年経った今なお、彼女のことは大好き。
適応障害で苦しくて苦しくてどうしようもない時期を支えてくれたのは、
彼女の思い出だった。
退団しても、前進し続ける彼女は、本当に素敵な憧れの人だ。
凛とした冴えわたるような清潔感と、
しなやかな青竹のような強さがとても好き。
でも今は実は、彼女の去った組で新たに、現役の可愛い人を応援している。
黒髪が似合う、大きな目の、面長の美人さん。
仕事が最優先だから、貢献度の高いファンではないけれども。

後ろ向きでも、どうにかこうにか前に進めるようになったのは、
宝塚があったから、だと感じることも多いので。

広告を非表示にする